区別されるべき情報と情報開示
以前に区別と差別のお話しをしました。今日はその各論編です。人によって欲する情報は異なります。それは当然です。例えば、私のことを知っている人には、ゼロベースの情報開示は必要ありません。最近の情報を伝えるだけで十分です。しかし、私と会ったことがない人に対しては、私という人は何ものなのかという自己紹介から始め、基本的な物の考え方、そして近況を伝えます。自ずと人は異なる対象に対して情報を区別しています。
下の図は今まで意識したことなく、人と接している自分を見直すために「私(自分)」と周囲の人たちを区別した図です。
他人ゾーン: 私の知らない人
その1: 私が全く知らない人(Ⅳ)
その2: 知人から紹介を受けているがまだ知らない人(Ⅲ)
知人ゾーン: 既に私の知っている人
その1: 知人になって間もない人(Ⅱ)
その2: 長期間知人の人(Ⅰ)
他人ゾーンその1の全くの他人、いわば「赤の他人」に対する接し方と知人ゾーンその2の長年ずっと知っている人に対して話す内容は異なります。区別された情報開示を行わないと「あなた何、話しているの?」と問いただされることもあるでしょう。「初対面の人にそんなこと話すのか」「それ聞くの3回目、もういいよ、いつも自慢話ばっかりは」などという場面にも遭遇するはずです。人とコミュニケーションをとるということは自ずと目的があるはずです。仕事関係の話であれば、「今日のゴール」「今日打合せで達成したい到達点」を設定し打合せに臨むのがビジネスパーソンの心得です。到達点に行き着くために、相手が必要とされる情報を選別し区分して開示します、つまり商談なりプロジェクトを進行させます。時には、自分の仕事に対する哲学やプロジェクトで開発した成果物(開発済みプログラムや報告書、出来上がった製品等々)の公開、その知的所有権、著作権などの権利関係についても情報開示を行います。
このように必要な時に必要な相手に必要な情報を開示すること、その行為によって自己の目的を達成するためにコミュニケーションが存在すること、そしてその成果が仕事の成果に直結していることをご理解いただけましたでしょうか。
何か、今日は理屈っぽくなってしまいました。外は暑いし、頭を鍛えなくちゃと、まるで米国人コンサルタントのように理路整然と言い切ってしまいました。明日は週末でもありますし、やわらかく(笑)。
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